魔性の血

リズミカルで楽しい詩を投稿してまいります。

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)『イン・スルー・ジ・アウト・ドア(In Through the Out Door)』の歌詞和訳

イン・ジ・イヴニング(In the Evening)

日は暮れて
一日が終わろうとしている
俺は一人の女を探している
だが彼女はあらわれない
だから女に
馬鹿にされてはいけない
彼女は無慈悲なストリートガール
彼女を縛るルールなど何もない

(コーラス)
お前を抱きたい
抱かずにはいられない

だから女に
憤慨してはならない
初めて街頭に立った夜から
トラブル続きのお前だった
暗闇にお前の泣き叫ぶ声を聴く
お前は誰の助けも求めない
愛とお金がいくらでも湧いてくるポケットなど存在しない
悪いのはお前自身だからだ

(コーラス くりかえし)

わかりきったことだ
あらゆる苦痛を耐え忍んでいるお前は
億万長者を袖にすることもできる
お金しか残らないからだ
底辺の男たちは孤独だ
頂点の男たちは正気を失っている
その間に挟まれたお前は
体を売ることをやめない やめられるわけもない

(コーラス くりかえし)

この先
お前の身に何が降りかかろうと
お前一人の胸に仕舞い込まないでほしい
それでは何も変わらないから
もしもお前がドルドラムでダンスをしているのなら
そんな暮らしが長続きするわけはない
万にひとつのチャンスに恵まれる人は
多くを期待してはいないものだ

(コーラス くりかえし)

フール・イン・ザ・レイン(Fool in the Rain)

あなたの瞳の輝き
夜を待ち切れない星のよう
もてあそばれていたとは思いたくない
今夜はなぜ会えないの
あなたの笑顔を見れば熱くなり
その手に触れるとドキッとするこの胸
切なさに身もだえしてしまう
早く姿を現して 抱きしめさせて

あなたは俺のことが好きだと
俺だけのものになると言ってくれた
いつでも 何があっても
俺のそばにいると誓ってくれたっけ
そしてそれはムードに過ぎなかった
あなたはもっと素敵な恋人が欲しいと思った
あなたは前にも浮気したことがある
忘れられた俺はつらい とてもつらいよ

雨の中 街角に立ち
ダウンタウンを行き交う人々を眺める
あと十分しか待てない
俺はあたりをきょろきょろ見まわしている
建物の時計が「もうおしまいさ」と言う
俺は悲しくてたまらない
この通り過ぎる嵐が
やっと見つけた愛の光を消してしまう
やっと見つけた愛の光を

時計の針
それは一瞬も立ち止まらないように見える
俺はあなたを想い続ける
輝きの時
それはやってきそうにない
もう帰ろう 帰ろう
あなたの幻を見る
けれどあなたはやはりどこにもいない
帰った方がいい
帰った方がいい
帰らなければ
帰らなければ

寒さでからだが震え始める
手のひらに汗を握りしめる
俺にはあなたを疑う理由など何ひとつない
俺は勘違いをしているのか
この雨の中 息が切れるまで走ろう 
ぶっ倒れるまで走り続けよう
馬鹿の考えることはいささか迂闊なものだ
この馬鹿は待ち合わせ場所を間違えていたんだ きっと

やっと見つけた愛の光よ
やっと見つけた愛の光よ
やっと見つけた愛の光よ
やっと見つけた愛の光よ…

ホット・ドッグ(Hot Dog)

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テキサスのゼネラルストア(よろずや)の女店主Jessica Cruzさん。手に持っているプレートには「ダクトテープではバカは直せません」と書かれているようです。voyagedallas.comより。

先刻この町に着いたところさ
私の可愛い無賃乗車犯を見つけるために
彼女はゼネラルストアからグレイハウンドバスに乗った
私は足を棒にして 町じゅうを探して
遂に精根尽きてへたり込んだ
自分の相変わらずの間抜けさ加減にあきれながら

「二人は相性ぴったり」と彼女は言った
「二人は誰よりも強い愛で結ばれている」とも
そして私の愛を嫁入り道具と一緒に仕舞い込んだ
今 彼女は私の着古したブルーのダンガリーから
私の愛と車のキーを盗んでいった
テキサスなんか大嫌いだ!と私は言いたい

(コーラス)
私の彼女は行方不明
どうすればいいのかしらん
彼女は私の心を奪ったまま出て行ってしまった
もしもいつの日か彼女と再会できたなら
彼女を世界中で一番愛しているのは私だと証明してやるのに

彼女と結ばれたのは十七の時
つい昨日のことのような気がする
けれど人生は忍耐だと人は言う
「引っ越し用の車貸します」の看板の下で
私は彼女の言葉を真に受けた 信じ込んだ
彼女が置き去りにした天使たちはまだこのあたりをふわふわ飛んでいるよ

(コーラス くりかえし)

二人の愛と 少しばかりの土地と
ピックアップトラックが一台で万全のはずだったのに
彼女はもっと多くを求めていたのだと人は言う
ツアー中のロックバンドの悪いうわさは
これまでさっぱり腑に落ちなかったけれど
奴らはほんとに私の彼女をさらっていってしまったんだよ!

ケラウズランブラ(Carouselambra)

路傍の姉妹たちは静かに待機している
静謐の輪の中で 時を待っている
解放されたら 時をおかず向き直るべく じっと立っている
決して来ないかも知れないコールを待っている
輝かしい時間 あえてコースを危険にさらしたり
進行を中断させたりする闖入者は一人もいなかった
すべては歓喜だった 手は太陽に向かって挙げられていた
超満員のホールでの愛のように

なおも至福のうちに 匹敵するもののない大饗宴と
終わりなき舞踏が日を暗くした
四壁に囲まれて 曲者を寄せ付けない不定形の本丸が
彼らの歓喜を守り 疑惑を食い止めていた
顔のない群集が 涙を流す準備をしていた
コインを裏返せば 紛争は解決した
一切は思いつくや否や実行に移されるが
疑問を持つ者は一人もいないように見えた

疑うことを知らない者たち かよわい者たちを探して
地上を席巻する名高いハンターの目は何と鋭いことだろう
伝説の人たちは無気力に腰をおろしてふんぞり返り
深淵よりおびやかす敵に向かって手を上げることもしなかった
中身のないスピーチの海に漂いながら
悲しげに立ち尽くす人々の濡れた頬に 誰が配慮しよう
観念して「ステータス・プラン」を作ろうとしても
天国に手が届く者は一人もいなかった

君の言葉はどこへ行ったの
君はどこへ行ったの

君の助太刀はどうしたの
君の弓はどこ

甲冑はぼろぼろだ
日は暮れかけている

旅はつらかった
道は暗かった

私はその言葉を聞いた
帰りたかった
もう一日も耐えられなかった
もう一日も

時宜を得た援軍の到着を知り
見張り番のまどろみから目をさます
握りしめていた手をゆるめ 鍵を捨てよ

事情を知っている人々の中にあって
平和のうちに休息を取れ
果実を採取し 種子を保護せよ

彼らは来るはずもなかった!

事情を知っている人々の中にあって
平和のうちに休息を取れ
果実を採取し 種子を保護せよ
種子を保護せよ…

オール・マイ・ラヴ(All My Love)

私は愛から
光の中の炎から逃れ去るべきなのでしょうか
風に舞う一枚の羽根を追って
よろこびのマントを織る輝きのかげに
終わりを持たない糸が動く

幾星霜かは速やかに過ぎ
潮汐の影響は 火に衰えを生ぜしめた
ついに腕は伸び 手は機(はた)を織り始めるでしょう
これは終わりですか
それとも始まりですか

(コーラス)
すべての愛を
すべての愛を
すべての愛を あなたへ

盃は挙げられ
ふたたび乾杯は交わされました
どよめきの上に一声がひびきわたる
「誇り高き異邦人よ」と
初一念を貫こう
私のために ふたたび雲は流れる

(コーラス くりかえし)

あなたのものは布
私のものは時を織るひとつの手
彼のものは内に秘めた力
私たちのものは火 ああ もしも見つけられたら
風に舞う 彼は一枚の羽根

(コーラス くりかえし)

アイム・ゴナ・クロール(I'm Gonna Crawl)

あの子は私の彼女
そのわけを言いましょう
私はあの子に夢中
あの子は私の宝物
なぜなら あの子は私の彼女だから
たとえ夜 私が夢を見過ぎても
彼女はいつも必ず期待に応えてくれる
ああ 誰か私の熱を冷ましてやって下さい!

私はあのお嬢さんを愛しています
私はあの子の道化師になりたい
あんな子は他にはいない
私は黄金の掟に縛られている
なぜなら 私は今ひざまずいて
この愛が永遠であるようにと祈るから
そして私がいつもあの子の機嫌を取っているとしたら
それがなぜなのか 私自身にもわかりません

もしもあの子が私のことを忘れないで
私と一緒にいたいと願ってくれるのなら
私は 私の愛の あらゆる小さなかけらを
あなたに捧げるでしょう 可愛いお嬢さん
私は 私の愛の あらゆる小さなかけらを…

飛行機は要らない
自動車も要らない
私の愛する人がどこにいても
どんなに遠い国にいてもかまわない
私は這って行きます
這って行きます
帰国しなければならない時が来ても
一からやり直しになってもかまわない
私は這って行きます
這って行きます
ああ 這って行きます
だから車などは要らない
あの子は優しくしてくれる
あの子は優しくしてくれる
あの子は優しくしてくれる
私の彼女は私に優しくしてくれる
あの子が好きだ
あの子が好きだ
あの子が好きだ
這って行きます…