- カスタード・パイ(Custard Pie)
- 流浪の民(The Rover)
- 死にかけて(In My Time of Dying)
- 聖なる館(Houses of the Holy)
- トランプルド・アンダーフット(Trampled Under Foot)
- カシミール(Kashmir)
- イン・ザ・ライト(In The Light)
- ダウン・バイ・ザ・シーサイド(Down By The Seaside)
- テン・イヤーズ・ゴーン(Ten Years Gone)*2
- 夜間飛行(Night Flight)*3
- ワントン・ソング(Wanton Song)
- 黒い田舎の女(Black Country Woman)*4
- シック・アゲイン(Sick Again)
カスタード・パイ(Custard Pie)
下降させて ベイビー
あなた自身を
下降させて ベイビー
間近で見せて
俺はママから
夜遊びの許可をもらった
俺の気は確かだよ
いけないことは何もしないよ
あなたのドアに
ゆっくりと近づいてゆく
この道は初めてじゃない
前にも来たことがある
あなたのドアに
俺はゆっくりと近づいてゆく
この道は初めてじゃない
前にも来たことがある
ナイト・シャツの上に
モーニング・ガウンを着てくれ
揺さぶり落として
夜を過ごそう
ナイト・シャツの上に
モーニング・ガウンを着てくれ
そいつらを揺さぶり落として
俺たちは楽しい夜を過ごそう
あなたのカスタード・パイは
実に美味だ
ナイフを入れる日が来たら
ひと切れ分けてよ
あなたのカスタード・パイは
俺は断言するが 実に美味だ
好きだよ カスタード・パイ
ナイフを入れる日が来たら
お願いだから 俺にもひと切れ分けてよ
噛みしめてみる あなたのカスタード・パイ…
流浪の民(The Rover)
ロンドンに行ってきたよ
世界の七不思議とやらを見てきたよ
知っていた 躓けば倒れるのみと
いつもは歩いて行ったよ
転げ落ちていったこともあったよ
自分がどこへ向かっているかは いつも把握していた
致し方のないことだ
寒風は吹きすさび
扁形動物は泣きわめき
地上では新たなる疫病が猖獗を極めている
俺たちが手をつなげたら 手をつなげたら 手をつなげたら
この惑星上に
天が俺を派遣した時
俺は万人を支配する王たちを見た
松明の光のかげに
蒼ざめた月明かりのもとに
俺は錆びついた川の呼ぶ声を聴く
風が泣いている
俺は少し大人になった 少し冷たくなった
俺が愛したただ一人の女は
地球の反対側にごろりと寝そべっている
俺たちが手をつなげたら 手をつなげたら 手をつなげたら
とても不思議だ
とても心配だ
そして俺は知りたくてたまらないんだ
俺にはわからないんだ
この地上での分捕り品が
俺たちに何を説き明かしてくれるのか
時間が飛び去る
ロウソクの火は燃え尽きようとしている
年老いた者の屠殺場から
新しい世界の夜明けが来るだろうか
俺たちが手をつなげたら 手をつなげたら 手をつなげたら
死にかけて(In My Time of Dying)
私がこの世を去る日には
誰にも悲しんでほしくない
私が君たちに望むことはただひとつ
私が天国に入れるよう 祈ってくれ
それでこそ安らかに死ぬことができるだろう
それでこそ安らかに死ぬことができるだろう
イエス様が 私の死の床をしつらえて下さるのだ
私を迎えに来て下さい イエス様
大空のまっただなかで 私を迎えて下さい
もしも私の翼が折れ砕けたならば
新しい翼を 私に授けに来て下さい
それでこそ安らかに死ぬことができるだろう
それでこそ安らかに死ぬことができるだろう
イエス様が 私の死の床をしつらえて下さるのだ
おお聖ペテロよ 天門の番人よ
私をお通し下さい
私は罪を犯した覚えはない
罪を犯した覚えはない
おお 聖ガブリエルよ あなたの角笛を吹かせてくれ
その角笛を吹かせてくれ
私は罪を犯した覚えはない
罪を犯した覚えはない
私もかつては若かった
決して悪気があってしたことじゃなかったんだ
私は誰かに何か善いことをした
何か善いことをした
私は誰かに何か善いことをした
何か善いことをした
私は皆の笑顔を見た
私の記憶は 皆の心に末永くとどまるに違いない
街頭の群衆を見た
熱狂する観衆を見た
足もとに大喝采を聴き
それは決して夢ではなかった
主よ 許したまえ
わが犯せし数々のあやまちを
主よ あなたは許して下さいます
私はただ ほんの少し良い気分になってみたかっただけなのです
私のイエス様
私のイエス様
私のイエス様
私のイエス様
私のイエス様だ 私のイエス様に違いない
私のイエス様だ 私のイエス様に違いない
天国に入れておくれよ
ほら
天使たちの歌声が聴こえるよ
天使たちがやってくる
さよなら
さよなら
ずいぶん高くまで昇ったなあ
ずいぶん高くまで昇ったなあ
イエス様のところへ
イエス様のところへ
ああ…
ああ…
ああ…
ああ…
ああ これで私も安らかに死 死 死…
聖なる館(Houses of the Holy)
映画に行かないか
ショウを観に行かないか
君にこの身を捧げたい
君の庭園を生い茂らせてはいけないか
聖なる館から
白い鳩が飛び立つ
扉よりサタンの娘あらわれ
始まるべき物語が始まるのさ
俺の肩には天使がたわむれ
手には黄金の刀剣がある
君の庭園をさまよわせておくれ
愛の種を蒔いてあげよう
世界の回転が速くなる
君はめまいを起こしているだろうか
音楽が君の先生だ
先生の呼ぶ声が聴こえるか
何も泣くことはない
気が変になるだけだから
絵空事が君を傷つけるのか
別世界の存在を感じないか
だから映画に行かないか
ショウを観に行かないか
君にこの身を捧げたい
君の庭園を生い茂らせてはいけないのだろうか
トランプルド・アンダーフット(Trampled Under Foot)
たっぷり油も差して
電源も入った
ベイビー 君を路上に寝かせていいか
わけもない作業だから
(コーラス)
これは恋の話だよ
恋の話だよ
トラブル知らずのトランスミッション
潤沢なるエンジンオイル
ベイビー 給油は俺にまかせて
満タンにしてあげるよ
(コーラス くりかえし)
この重金属製品を
君のボンネットに履かせるんだ
ベイビー 俺は夜通しフル稼動できるよ
俺のツールは完璧だから
(コーラス くりかえし)
男の快楽のためのモデル
見事なボディ設計
スペシャル・エクストラ・エディション!
ベイビー 目の保養になるぜ
(コーラス くりかえし)
調整済のファクトリー・エアー*1
始動とともにヒートアップ
長時間走行に耐えること保証付き
ボディサイズも理想的だ
(コーラス くりかえし)
フリーウェイで盛り上がる
ゲージの針はレッド・ゾーンへ
俺のガソリンの力で突っ走るんだ
エンジン・ヘッドにひびが入るよ きっと
(コーラス くりかえし)
100マイル走るたびに
俺がお手入れをしてあげるよ
飛ばし過ぎてぶっ壊れないように
君の急所をチェックしてあげるよ
(コーラス くりかえし)
100%オートマティック
あらゆるサイズにぴたりとはまる
何が何だかわからないうちに
二人はシンクロしてしまうのさ
(コーラス くりかえし)
羽根のように軽いサスペンション
たまらない気持ちの良さだ
君のショールームの中が見られて
俺はとても幸せ
(コーラス くりかえし)
カシミール(Kashmir)
太陽よ 私の顔を照らして
そうして星くずは私の夢を満たすように
私は時空の旅人
ふるさとを探しているところなのだ
稀に見る高貴な血を分けた
ご先祖様たちと一緒に
彼らはこれから起こることについて語り合っている
すべてが明らかになろうとしている
その異国のことばの優雅なひびき
私の耳を愛撫する
その一語をも解し得ないにもかかわらず
ストーリーは明瞭だった
ベイビー 俺は夢中なんだ
ベイビー 本当なんだ
ベイビー 俺は夢中なんだ
ベイビー 本当なんだよ
すべてが茶色に染まる
太陽が地を焦がすから
目の中を砂でいっぱいにしながら
この荒地に立ち尽くすのみ
私のふるさとは見つかるのか
夢の中の思想のように
何の痕跡も残さない 嵐の水先案内人よ
この巨大な濁流こそが
わがふるさとへと続く道だ
夏の夜の月の光に照らされた わがシャングリラ
私は帰り着くだろう
六月の風に舞う塵のように
カシミールを通り過ぎて
四つの方角の風よ 歳月の海を渡って
私の帆を満たせよ
何の備えもなく ただ澄ました顔をして
恐怖の海峡にさしかかる
そうして旅は続いた
ふるさとを探し求めて
しかしもう俺は疲れた
しかしもう俺は疲れた
ベイビー 一緒に行こうよ
ベイビー 一緒に行こうよ…
ペルーのチャンカイ交響楽団によるカバー。チェロ独奏はGhislaine Valdiviaさん。2018年2月3日、リマ市立劇場にて。
Kashmir Led Zeppelin - Epic Symphonic Rock.
イン・ザ・ライト(In The Light)
『たとえもう一歩も歩けない気がして
心が折れ挫けてしまっても
ただ信じなさい そうすればすべてうまくいく
光の中に あなたは道を見いだすでしょう』
おおベイビー
この寒空の下 俺があなたを置き去りにすると
本当に思っていましたか
俺もまた 誰にも癒せない心の傷の痛みを
身にしみて知っているのです
俺はあなたの道しるべになりたい
おおベイビー 俺はいつまでも俺のままでいたいし
あなたにもあなたのままでいてほしい
あなたの悲しみを分けて下さい
あなたの苦しみを分けて下さい
あなたの悩みを分けて下さい
あなたの痛みを分けて下さい
『たとえ もう一歩も歩けない気がしても
光の中に あなたは道を見いだすでしょう』
おおベイビー
もし『無常の風』があなたの周囲を吹き荒れるなら
それはいつの時代もそうなのです
おおベイビー もし愛が苦痛なら
愛はあなたを喰らい尽くしてしまうかも知れない
たとえあなたが一人ぼっちではないとしても
あなたのつらさを分けて下さい
あなたの切なさを分けて下さい
この俺に
さあベイビー この俺に
光の中を
すべての人に光を
光の 光の 光の中を…
ダウン・バイ・ザ・シーサイド(Down By The Seaside)
海のほとりを歩き
ボートが行き来するのを眺める
小さなお魚さんたちの
お話ししている声が聴こえますか
人々は向きを変えて去った
人々は向きを変えて去った
街の通りを歩き
みんながレースしている様子を眺める
時は残り少ない
日はすでに暮れようとしている
人々は向きを変えて去った
人々は向きを変えて去った
はるかかなたへ
はるかかなたへ
駆け足で
駆け足で
今でもツイストを踊りますか
あの頃のことを今でも覚えていますか
毎日ツイストを踊っている人たちがいる
たとえそれが口では言い尽くせないほどつらいことだとしても
田舎でのんびり
人々の歌声を聴く
彼らは自分たちの進歩発展を歌っている
自分たちがどこへ向かっているかを知っている
人々は向きを変えて去った
人々は向きを変えて去った
日ざしを讃えて歌い
雨が降ることを願い
母なる自然に愛を告げよう
彼女はまた帰ってくるよ
人々は向きを変えて去った
人々は向きを変えて去った
彼らは今 自分たちがどこへ向かっているかを知っている…
テン・イヤーズ・ゴーン(Ten Years Gone)*2
「初恋の思い出は忘れ難いもの。テン・イヤーズ・ゴーン…」
かつてあったことが ふたたび起こるでしょう
たとえ時折向きを変えても 川はいずれは海へとたどり着くから
短命な小鳥たちは 運命の大空を
柔らかい翼で舞いながら それぞれの道を行く
時として 大人になりたくないと思った
けれど荒鷲は 巣立ちの時 はるかかなたを目指さなければならない
俺は変わってゆく それはそれでいい
そんな中でも俺はあなたを想い 昔のことが忘れられないでいた
誰かをどうにもならないほど必要としたことがありますか
一番の理解者を 自分のものにしたいと思ったことはありませんか
ベイビー あなたは俺を忘れませんでしたか
あなたにとって 俺は初めての忘れられない人だったでしょうか
目は冴え 五感は研ぎ澄まされ
俺には羽根づくろいをするあなたの姿が 今も見える
時として 大人になりたくないと思った
俺たちはひとつの巣から巣立った二羽の荒鷲
巣は二人の心の中にある
覚めない夢を見ているような すばらしいサプライズ
ここであなたと再会できるとは
昔と少しも変わらないあなたと
もう二度と離さない
もう二度と離さないよ
十年が過ぎた 待ち焦がれながら 十年が過ぎた
十年が過ぎた 待ち焦がれながら 十年が過ぎた
十年が過ぎた 待ち焦がれながら 十年が過ぎた
夜間飛行(Night Flight)*3
海の向こうにいる兄貴から手紙を受け取った
「いよいよ最後が見えてきたよ」と彼は笑いながら書いていた
そこで俺はすべての友人たちに別れを告げ
かばんに荷物を詰める代わりに マッチ箱に希望を詰め込んだ
逃げるなら今しかないと悟ったからだ
(コーラス)
ベイビー 俺たち朝に会うよね
真夜中に俺と会わないか
ほら 朝の光がやってくる
ダーリン もう安心だとは思わないか
終着駅のない列車に飛び乗った
俺は決して降りない 決して乗車料金を払い終わらない
俺の手に銃を握らせてくれた人が言うには
「君は正義のためにではなく 生き延びるために戦うタイプの男なんだ」と
(コーラス くりかえし)
ベイビー そろそろ行こう
ここにいてもろくなことはない
ベイビー 今すぐ行こう
奴らはドアをぶち破って
俺を戦場へとひきずっていくつもりなんだよ
お願いだ 車掌さん ベルを鳴らして
大きな音で よく聴こえるように鳴らしてほしい
お願いだ 消防士さん ベルを鳴らして
みんなに早く逃げろと伝えておくれ
赤ちゃんを抱いた貴婦人の写真を見た
南部の貴婦人だ
とても意味深長な微笑みを浮かべていた
俺たちは方向転換のまっただなかにある
列車が止まったら みんな一緒に微笑むんだ
(コーラス くりかえし)
ワントン・ソング(Wanton Song)
物言わぬ夜の女よ あなたはやってくると
俺のからだをゆさぶって 種を奪った
同じ古い火から 違う色の炎が上がり
運命の車輪が回転する
物言わぬ女よ あなたは沈んだ太陽の向こうから
炎をかいくぐってやってくる
俺の淫夢の幕が切って落とされ
俺はかろうじて持ちこたえているばかりだ
俺のふるえる手が あなたの燃えるひとみに映ると
俺たちは時が来たことを知る
俺は発狂し 身も心も言うことを聞かなくなって
あなたの癒しの川の流れを感じる
力尽きてベッドに倒れ伏すたびに
これこそ俺が求めていた女だと思う
暗闇の中で 俺の呼ぶ声が聞こえるか
次の錯乱状態が また始まったんだ
物言わぬ女よ 俺の形相は一変した
これから何が起きるかを知ったから
俺の火は 新しい色の炎を欲しがっていて
運命の車輪が回転する…
黒い田舎の女(Black Country Woman)*4
ねえベイビー いったい何があったの?
ねえベイビー いったい何があったの?
あなたは俺を愛してると言ってくれた
俺のことが好きだといって離してくれなかった
ねえベイビー いったい何があったの?
あなたは俺に赤っ恥をかかせた
俺の顔にビールをぶっかけて 行ってしまった
ねえベイビー いったい何があったの?
やれやれ すっかり酔いがさめちまったよ
ねえベイビー どうして俺をいじめるの?
ねえベイビー どうして俺をいじめるの?
あなたは俺をはりつけにした
俺をあなたのかけがえのないガキだと言った
ねえベイビー どうして俺をいじめるの?
あなたは俺のそばを離れないと言った
俺と結婚すると言ってくれた
ねえベイビー どうして俺をいじめるの?
もういいよ 妹さんと遊ぶから
The Whiskey Sisters - Black Country Woman (Led Zeppelin cover)
シック・アゲイン(Sick Again)
君たちが借りてきたリムジンの窓から
君の青い目が俺を見ている
君はもうすぐ十六歳になるんだね
偽りの街の 化粧したレディだ
(コーラス)
ねえ 俺の名前を覚えているかい
俺は変わっていないかい
ベイビー 俺こそ君が待っていた男なんだ
俺こそ君が必要としている男なんだよ
「ホテル・パラダイス」のロビーの一角で
十代の夢の数ページを握りしめて
L.A.クイーンズ*5の宴もたけなわ
君は何とすみやかに悪に染まっていくことだろう
君が恋のゲームに打ち興じるその有様
俺はまだ君の名前も知らない
ベイビー 俺こそ君が待っていた男なんだ
俺こそ君が必要としている男なんだよ
女王様のしかめっ面に さくらんぼの唇
よく見せて 俺の目を細めさせて
君は十三歳のころから俺を楽しませてくれた
俺がそう言うと 君は溜息をついて くすくす笑う
(コーラス くりかえし)
会えない時間 それは長いのや短いのや
ああ その数は数え切れない
会うのはいつも待ち遠しく 別れはつらい
ベイビー 涙を拭いて
(コーラス くりかえし)
*1:「ファクトリー・エアー(factory air)」=若い女性が脚をぴったりと閉じた際に、股間にできる小さな隙間のこと。「アーバン・ディクショナリー」より。
*2:『フィジカル・グラフィティ』が出たころ、プラントがこの曲の歌詞について雑誌のインタビューに答えて、こんなことを言っていたのを覚えています。彼はある日、ロンドンで、昔好きだった女の子とばったり出くわした。ところが彼女がすっかり所帯やつれしているのを見て愕然とした。ロマンチストのプラントは、彼女が昔のままでいてくれたら、どんなに嬉しかったろう、と思ってこの歌詞を書いた。以下英語版ウィキペディアより。「ツェッペリンに入る前、俺はそこらじゅうで必死に歌いまくってた。そのころ、俺がしんそこ惚れ込んでいたお嬢さんが俺にこう言ったんだ。『よろしい。私を取るか、あなたのファンたちを取るか、どちらかね』ファンなんか一人もいなかったけれど、俺は言った。『俺は(音楽を)止められない。もっともっと続けて行きたいんだ』今は彼女もそれなりに幸せらしいよ。勝手に動く洗濯機と、小さなスポーツカーを一台持ってるって言ってたな。他には何も話すことがなかった。俺としては出来れば彼女とつながっていたかったけれど、彼女にしてみればもう関係ない。俺は笑顔を作ってるだけで精一杯だった。十年後、それは恐ろしい。良くも悪くも、それはひとつの賭けなんだ」
*3:この歌は、プラント自身のコメントによれば、兵役を拒否して逃亡する青年の歌で、一種の反戦歌なんだそうです。邦題に「夜間飛行」とありますが、飛行機や飛行場のイメージは全く出てきません。むしろ「夜逃げ」とでも訳した方がいいのではないかと思います。
*4:邦題に「黒い田舎の女」とありますが、正しくは「ブラック・カントリーの女」と訳すべきところ。「ブラック・カントリー」とはプラントとボーナムの出身地であるところの英国ウェスト・ミッドランズ州の西部一帯を指す言葉です。
*5:「L.A.クイーンズ」とは、英語版ウィキペディアによれば、未成年のグルーピー集団で、1973年のアメリカ・ツアーの頃からツェッペリンの追っかけをやっていたとのこと。