魔性の血

リズミカルで楽しい詩を投稿してまいります。

リェーナ・カーチナ vs. t.A.T.u.「t.A.T.u. vs. ユーロビジョン」篇

人気ユーチューバー「ポピー(Poppy) 」ことモライア・ローズ・ペレイラ(Moriah Rose Pereira)さんによる「 オール・ザ・シングス・シー・セッド」のカバー。下はライブ映像ですが、このカバーの公式版とおぼしき動画には以下のようなコメントが添えられています。

このカバー曲は今年(2020年)の「プライド月間」(毎年6月)中にリリースされることを目的として、2週間以上前に私のレーベルに配信されました。残念ながら、それ以来、私たちは非常に注意が必要なある悲劇に直面しています。私たちはlgbtq +コミュニティで平等を求めて戦い続けていますが、まだ長い道のりがあり、アメリカのマイノリティにとっては不条理な不正が依然として残っています。現政権、そして何よりも今の大統領が現在アメリカで起こっていることに対処している方法について、私は十分に自分の意見を表明することができません。私はあなたが知識を身に着け、外に出て抗議し、寄付し、声を上げてこの不正に対抗できるよう、あなたを勇気づけたい。また二、三のリンクを共有して、お金があるならともに寄付してほしいと思っています。愛を胸に、私はあなたとともに立ち上がります。モライア


Poppy "All the Things She Said" live in Lawrence, KS 2/17/20

 

 

「ユーロビジョン」について

前回までの記事で「ユーロビジョン」という言葉が何回か出てきましたが、正確には「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で、日本では馴染みが薄いが、欧州では非常によく知られたイベントです。以下概要を日本語版ウィキペディアから紹介します。

ユーロビジョン・ソング・コンテスト(英語:Eurovision Song Contest、フランス語:Concours Eurovision de la Chanson)は、欧州放送連合(EBU)加盟放送局によって開催される、毎年恒例の音楽コンテストである。
大会では、各国代表のアーティストはそれぞれ生放送で自らの楽曲を披露し、引き続いてそれぞれの参加国が他国に投票して大会の優勝者を決定する。各国代表の参加者は、欧州放送連合に加盟する全国網の放送局を通じて大会に参加しており、放送局は自国代表のアーティストと楽曲を決定し、また自国の視聴者に大会を生中継する。大会は1956年の第1回大会以降、毎年開催されており、世界的に見ても長寿のテレビ番組のひとつであり、その視聴者の数も1億人から6億人程度と見積もられている、云々。

上の引用に「1956年の第1回大会以降、毎年開催されて」いるとありますが、今年(2020年)はもちろん、中止となりました。65年に及ぶ歴史の中で初めてだということです。
さて、t.A.T.u.がロシア代表として出場した第48回ユーロビジョン・ソング・コンテストは、ラトビアのテレビ局「LTV」の主催により、リガの多目的施設スコント・ハレ(収容人数6,500人)にて、26ヶ国が参加して、2003年5月24日に行われました。

嵐を呼ぶ二人

t.A.T.u.がユーロビジョンに出場することが明らかになったのは2003年3月19日(ユーロビジョン2003のエントリー〆切前日)です。以下は『ザ・サン』紙の2003年3月20日付の記事の全訳。原文はこちら



レズボヴィジョン・Tバック・コンテスト

緊急速報:ロシアのt.A.T.u.がユーロビジョンを襲う!
ライター:デレク・ブラウン

レズビアン・ポップ・デュオのt.A.T.u.は、ロシア代表としてユーロビジョン・ソング・コンテストに出場することとなった。そしてこのティーンエイジャーたちは、審査員たちに衝撃を与えるダンス・ルーティンで、今年のユーロビジョンを史上最低劣のものとすると約束している。
ユーリャ・ヴォルコヴァとリェーナ・カーチナ(ともに18)は、ロシア当局より、優勝杯をモスクワへ持ち帰るよう、初めて依頼された。二人は「ニ・ヴェーリ、ニ・ボイスャ(Ne ver', ne boysia)」(「無信仰、無信条」の意)という新曲を披露する。

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ユーロビジョン2003の会場で配布されたシングル「ニ・ヴェーリ、ニ・ボイシャ」(非売品)のカバー。ウィキメディア・コモンズより。

ユーリャは言った。「安心して。私たち、優勝するから」
リェーナは付け加えた。「ユーロビジョンへの出場は私たちの悲願。なぜなら私たちは全身全霊でロシア人だから。私たちはセクシーな演技アクトでこれまでのユーロビジョンのステージ上で起こったすべてのことを吹っ飛ばしてやりたいの」
t.A.T.u.のライブ・パフォーマンスのごときものがこの世に二つとあろうものなら、ベテランのテレビ司会者、テリー・ウォーガンも腰を抜かすだろう。t.A.T.u.はあばずれ女子高生の制服を着て、互いにキスしたり、撫で合ったりするエロティックなステージアクトで有名になった。

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2009年11月、BBCの料理番組「マスターシェフ」に生出演したテリー・ウォーガンさん(左)。ウィキメディア・コモンズより。

t.A.T.u.は5月24日の本番を2ヶ月先に控えて、すでにドイツからの出場者、ルーを「意地悪ばあさん」呼ばわりして物議をかもしている。
リェーナはこの39歳のドイツ人女性歌手について「私たちが一生に飲むウォッカの本数以上の男たちを消費してきたみたいに見えるわね。私たちのベッドの端から突き落してやりたいわ。ロシアでは、みんなお年寄りや目の不自由な人たちのことを大切にするけれど、ユーロビジョンに送り出したりはしない。ドイツとは違うの」と言った。

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ユーロビジョン2003出場当時のルイズ・ホフナー(通称「ルー」)さん。eurosong-contest.fandom.comより。

イギリスからはリバプールのデュオ、ジェミニが出場して「クライ・ベイビー」を歌うことになっている。t.A.T.u.は「まかせなさい。束になってかかっておいで」と言った。
ロシアのユーロビジョン・スポークスウーマンのエレーナ・アルキポワは言った。「私たちはt.A.T.u.の出場を誇りに思っています。彼女たちは今のロシアにふさわしい大使ですよ」


ちなみに上の記事は大部分がドイツのタブロイド紙『ビルド(Bild)』に掲載されたインタビュー記事からの抜粋なのですが、ここで名指しで攻撃されたルーさんは即座に「ロシアのように美しい国の正当な代表者が、こんなにも口が悪くて喧嘩好きで大酒飲みのガキどもであることに違和感を覚えます」と反撃されたそうですが、その後の報道によると、このあと直ちにダイエットを始められ、8週間にわたって断酒した上、ボトックス注射で顔のしわを伸ばしてから本戦に臨まれたということです。
確かに、主催者側は戦々恐々としておりました。t.A.T.u.が本番で何かをやらかすという不穏な情報が後を絶たなかったからです。たとえば上記のタブロイド紙『ビルド』は、2003年4月9日付の記事で「t.A.T.u.はステージ上で自慰行為を披露しようとしている」と書いておりますが、他紙の報道も似たり寄ったりで、EBUは失格処分をちらつかせながらt.A.T.u.に厳重注意を与えた、といった報道もなされました。ユーロビジョンは家庭的な催しファミリー・イベントであって、これを危険にさらすわけにはいかない。しかしこちらの記事でもご紹介した通り、t.A.T.u.には「前科」があって、彼女たちが主催者側の指示に素直に従うわけがないとする噂が収まらないところから、本番で何か不穏な動きが見えた際にはただちに差し替えられるよう、別の未編集映像フッテージ(リハーサル映像など)を確保しておかなければならぬと考えている、とEBUはコメントしております。他方、t.A.T.u.がその人気と実力の両面において、優勝候補の筆頭であることもまた衆目の一致するところで、本来新進アーティストの登竜門たるべきユーロビジョンに、t.A.T.u.のような既に世界的名声を確立したグループが参加するのは好ましくないとする批判も多く、ユニバーサル・ミュージック・ロシアは「われわれはt.A.T.u.が『素人のど自慢大会』に出るよりも、セカンド・アルバムの制作に専念することを望んでいる」とのコメントを発表しました。
もうひとつ。t.A.T.u.がユーロビジョン2003で歌った新曲のタイトル「ニ・ヴェーリ、ニ・ボイシャ」ですが、これの正確な意味は「信じるな、恐れるな(Don't Believe, Don't Fear)」で、元ネタはソルジェニーツィンのノンフィクション『収容所群島』に出てくる囚人の言葉で、ロシアの文化人の間では割と知られた言葉だということですが、上記の『ザ・サン』紙の記事では、ご覧のとおり「無信仰、無信条(No Faith, No Belief)」と(故意に?)誤訳されており、しかもこの誤訳がそのまま他紙に転載されていて、どうも彼らはこの誤訳をt.A.T.u.の悪評に尾ひれをつけるために利用したフシがあります。ちみみにこの曲の歌詞は恋愛ともセックスとも何の関係もありません。

記者会見で暴言

ユーロビジョンにはいろいろと細かい決まりがあります。日本語版ウィキペディアによりますと、2003年の時点では、各国の代表団は大会一週間前の日曜日(5月18日)までに現地入りし、月曜日(5月19日)に一回目のリハーサルと記者会見を行わなければならなかったようです。ちなみにリハーサルは二回まで認められ、大会前日(5月23日)には本番さながらのリハーサル(いわゆる「ドレス・リハーサル」)を行わなければなりません。しかしt.A.T.u.は19日はユーリャの咽喉の不調を理由にリハーサルを行わず、翌20日に行いました。
当日、大勢のメディア関係者が見守る中、会場に現れた二人は、ステージの上をうろうろし、設備担当者に何だかんだと注文をつけたあと、しばらくマイク片手に奇声を発していましたが、やがて早々に引き上げようとしたところへ大会のプロデューサーから「リハーサルを続けなければ失格だ」と言われ、しぶしぶステージに戻ってきた。しかし特にユーリャに関しては本当に声が出ない様子で(ユーロビジョンは口パク厳禁)、最後にエストニア出身の歌手カーチャ・ネチャエヴァ(Katya Nechajeva)が加わって、ようやく事態の改善を見た。実のところ、三人のうちで本当に歌っていたのはネチャエヴァだけだった、と伝えられました。

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「三人目のt.A.T.u.」と言われたカーチャ・ネチャエヴァさん。gold.ap.teacup.comより。

5月23日付『コムソモリスカヤ・プラウダ』紙の記事から少し引用します。

…(最初のリハーサル後の)記者会見中、少女たちは非常に失礼な振る舞いをした。彼女たちは質問に答えず、聞こえないふりをして、紙に落書きを描き続けた。また彼女たちは、リガの観光名所には興味がなく、自由時間フリータイムにはセックスしている方がよっぽどましだと公言した…

「ステージの設備についてどう思うか」との質問に、ユーリャ・ヴォルコヴァはこう答えた。
「照明サイテー、音響サイテー、全部サイテー」
記者席から一斉にブーイングの声が上がると、彼女は手を打って喜んだ(あほかい!!)。
「彼女たちはポップス界の不良ですね」とEBUのプロデューサー、サラ・ユーエン夫人は嘆いた。「ここへ来るからには必ずやいい子でいてくれるだろうと期待していた私たちが馬鹿でした」

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ユーロビジョンでの最初の記者会見。eng.tatysite.netより。

なお二回目の記者会見では、彼女たちはもう少しお行儀がよかったのですが、リハーサルの方は相変わらずで、ユーロビジョンの主席顧問のユハイ・パダム氏はロシアの代表団に向かって「優勝したかったら、まず歌唱法を勉強しろ」と言ったとのことです。

ドレス・リハーサルをドタキャン

ロシアがドレス・リハーサルをキャンセルすると言い出したのは5月23日当日になってからでした。t.A.T.u.は一度はステージに立ったのですが、ユーリャが「声が出ない」と言ってステージを去り、そのまま帰ってこなかった。ドレス・リハーサルは演出が本番さながらなだけでなく、お金を払って観に来る一般客もおり、EBUも万が一に備えての差し替え映像をこのリハーサルで確保するつもりでしたから、これをすっぽかしたら失格はまぬかれないと警告を受けたロシアは、やむを得ず、リェーナを一人でステージに立たせることにしました。その時の貴重な映像がYouTube上で公開されておりますのでご紹介します。


Eurovision 2003 Dress Rehearsal - Russia - t.A.T.u. Ne Ver' Ne Boysia

リェーナはよく歌っている、と私は思います。本番よりもむしろ上出来なくらいです。
しかしロイター通信などの伝えるところによりますと、このリハーサルの間、客席はブーイングの嵐で、事実、代表団のもとへと戻ってきたリェーナが「最悪。もうお終いよ」と肩を落とすシーンが、のちに公開されたドキュメンタリー『天空のt.A.T.u.』に出てきます。この不評ぶりにはわけがあるので、イワン・シャポヴァロフがユーリャに本番直前まで咽喉の治療を受けさせる由、EBUに対して医師の診断書を添えて申し出を行ない、EBUもこれを承認した旨の声明を出していたにもかかわらず、大多数の聴衆がこれを信じないで、t.A.T.u.は必ずや本番で(悪い意味での)サプライズを企んでおり、ためにユーリャを出演させず、パフォーマンスの全容を公開しないのだと思い込んでいたからです。先のロイター通信などの記事は、ロシアのこの不評に対し、トルコやスペインのパフォーマンスが好評で、トロフィーの行方は俄然わからなくなったと報じました。

ロシア優勝ならず

さて、いよいよ本番ですが、この時は私も徹夜で「取材」に当たっておりましたのでよく覚えていますが、出番が近づいているにもかかわらず、t.A.T.u.はなかなか会場に姿を見せませんで、「ロシアは棄権するのではないか」との噂がぎりぎりまで流れていたおかげで、「t.A.T.u.到着」の一報が入った時には本当にホッとしたものです。
下はその本番のパフォーマンス映像ですが…


Eurovision 2003 / Russia / t.A.T.u - Ne Ver Ne Boisia

彼女たちがステージに姿を現すや、客席から大きなブーイングの声が上がるところにまずご注目ください。
それにしても、ユーリャの声が枯れているのは仕方ないとして、リェーナの声が終始一貫して不安定な点が、今もって不可解なところです。特にスロープを登り切ったところでユーリャと落ち合うあたり、リズムも音程も乱れています。
またこの辺のシーンでは、ユーリャが最終リハーサルをすっぽかしたために、カメラ部隊も最善のカメラワークができなかった由、『天空のt.A.T.u.』の中でヴィタリー・マンスキー(Vitaly Mansky)が指摘しています。

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ロシアが生んだ偉大なるドキュメンタリー映画監督、ヴィタリー・マンスキー。ウィキメディア・コモンズより。

期待外れの不出来なパフォーマンスで、一応t.A.T.u.ファンの端くれのつもりの私でさえ「これで優勝したらインチキやな」と思わずにはいられませんでした。事実、ロシアは最終的に、僅差ではありますが、トルコとベルギーに敗れて三位に終わったのですが、当時の私には三位でも望外の好結果と思われ、もっと下位でも文句は言えなかったはずだと感じました。この高評価はt.A.T.u.が決して予想されたような露出度の高いコスチュームではなく、清潔なTシャツとジーンズを着て現れ、曲中も軽いキスを交わしただけで、全体としてティーンエイジャーにふさわしい爽やかなパフォーマンスに終始したことが幸いしたようです。
ちなみに得点結果を見ると、イギリスとアイルランドがロシアに一票も投じなかったのが意外で、ユーリャはこれについて「イギリスなんか行くんじゃなかった!!」と至極もっともな暴言を吐きました。
しかし当時私が入り浸っていた英語圏のファンサイトでは、それでもまだ「どう考えてもロシアが一位。イギリスが一票も入れなかったのは不正が行われた結果に相違なく、私はイギリス人として大変恥ずかしい」という内容の投稿があったのを覚えています。こういうのを贔屓ひいきの引き倒しというのでしょうか?
なお大会終了後、ロシア国営テレビはアイルランド放送協会の投票結果が自国の視聴者の電話投票の結果を反映していないとして難癖をつけました。これに対してアイルランド放送協会は不備があったことを認め、電話投票の結果が出るのが時間的に間に合わなかったため、投票は予備審査の結果に基づいて行われたこと、また予備審査はドレス・リハーサルの結果に対して行われるので、デュオの片割れがリハーサルをすっぽかしたロシアは当然0点だったことを明らかにしました。EBUはこの処置自体は何らルールに違反しておらず、投票結果は有効だとしましたが、のちにアイルランド放送協会が公表したところによれば、たとえアイルランドの電話投票の結果がユーロビジョンの投票結果に正確に反映されていたとしても、ベルギーが順位を落とすだけで、ロシアは結局二位止まりだったことが判明しました。

ユーリャを「クビ」にしたくなかったシャポヴァロフ

ユーロビジョンの敗因ですが、もちろんシャポヴァロフのスキャンダル路線の行き詰まりとか、リェーナの予想外の不調とかもありますが、何よりもまずユーリャの声が、このような規模のコンテストに出場できる状態ではなかったことが大きかったと思われます。実際、この2003年には、ユーリャの声はすでに失われていたと考えてよさそうです。
それではユーリャは元々どんな声をしていたのかというと、サンプルはいろいろありますが、たとえばこれは2001年。


t.A.T.u. singing Nas Ne Dogonyat A CAPELLA (concert at Krim 2001 LIVE)

ユーリャは声量、声域ともにリェーナを上回っているように見えます。
ちなみに今はどんな感じかというと、


Julia Volkova - 30 Минут / 30 Minut / 30 Minutes (Live) (04.05.2019)

昔日の面影はどこにもありません(声の話ですが)。これはまだよく歌えている方だと思います。
というわけで、ユーリャの咽喉が割と早い段階でつぶれてしまったので、シャポヴァロフはいずれユーリャを降板させて、t.A.T.u.はリェーナ・カーチナとカーチャ・ネチャエヴァの二人組でやっていくことになるだろう、という憶測が、これまた早い段階からささやかれておりました。
しかし、これまた『天空のt.A.T.u.』の中の話ですが、2003年11月、シャポヴァロフがt.A.T.u.のセカンド・アルバムの構想に苦慮していたころ、こんな質疑応答を交わすシーンが出てきます。

シャポヴァロフ:ひとつ問題がある。ユーリャの声が出ないんだ。
インタビュアー:メンバーチェンジしますか?
シャポヴァロフ:メンバーチェンジ?そんなことは考えていない。君は自分の子供をチェンジできるかね?

至極もっともな回答で、シャポヴァロフのユーリャに対する深い愛情が感じられますが、それならそれで、t.A.T.u.の活動を一時休止し、ユーリャを治療に専念させるという選択肢はなかったのでしょうか。まあ、今更言っても後の祭りではありますが。

ユーロビジョン終了後、二人は「済んだことについては何も考えていない。先のことだけを考えている」と前向きなコメントを出しました。彼女たちの先にあるもの、それはトルコ、そして日本でした。