魔性の血

リズミカルで楽しい詩を投稿してまいります。

多島斗志之『黒百合』

文庫版のカバー。六甲山上のヒョウタン池をイメージしたもの。amazon.co.jpより。 表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 多島斗志之について 多島斗志之『黒百合』…

ルネ・ヴィヴィアン『一人の女が私の前に現われた』へのイントロダクション――ゲイル・ルービン(3)

パリはマレ地区のタンプル通りとオードリエット通りの交差点にある「ルネ・ヴィヴィアン広場(La place Renée-Vivien)」。2007年命名。ウィキメディア・コモンズより。 「…頭上に冠をいただいた 他の九柱のミューズたちが、アポロの周りにたたずんで、 苦悩…

ルネ・ヴィヴィアン『一人の女が私の前に現われた』へのイントロダクション――ゲイル・ルービン(2)

1907年1月、ムーランルージュで「エジプトの夢」と題した無言劇を演じるコレット(左)と、当時コレットと愛人関係にあり、この舞台での共演者であり、この芝居の作者でもある「男装の麗人」ベルブーフ侯爵夫人マチルド「ミッシー」ド・モルニー。ちなみに私…

ルネ・ヴィヴィアン『一人の女が私の前に現われた』へのイントロダクション ――ゲイル・ルービン(1)

2012年6月、サンフランシスコのGLBT歴史博物館で講演するゲイル・ルービン。ウィキメディア・コモンズより。 こちらの記事にも少し書きましたが、ルネ・ヴィヴィアンの『一人の女が私の前に現れた』の英訳本('A Woman Appeared to me' 1976)の冒頭に、文化…

岩井三四二『政宗の遺言』其の弐

表題の時代小説につきまして、一天一笑さんからあらためて紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 岩井三四二『政宗の遺言』(エイチアンドアイ)を読了して。歴史小説の名手岩井三四二が、眉目秀麗の江戸育ち…

「お化け屋敷の吸血鬼」他五編

詩集『魔性の血』より「今日も放課の鐘が鳴る」「お化け屋敷の吸血鬼」「学校へ行こう」「さよなら 風紀委員長」「理科の先生」「エッセンス」の六篇。

伊東潤『天下人の茶』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 伊東潤『天下人の茶』(文藝春秋)を読了して。この歴史小説は、豊臣秀吉が1596年5月後陽成帝に能を奉納する場面から始…

KC & ザ・サンシャインバンド(KC & the Sunshine Band)の「ザッツ・ザ・ウェイ(That's The Way )」(1975年)の歌詞和訳

KC & ザ・サンシャインバンドの1975年の大ヒット曲「ザッツ・ザ・ウェイ」(原題"That's the Way (I Like It)" )の歌詞和訳。

仁志耕一郎『家康の遺言』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 仁志耕一郎『家康の遺言』(講談社)を読了して。『松姫はゆく』などで骨太な筆致と細やかな人情の描写に定評のある仁志耕一…

リェーナ・カーチナ vs. t.A.T.u.(Elena Katina vs. t.A.T.u.)「レズビアン vs. フェイク・レスビアン」篇

2019年7月26日、リェーナ・カーチナの新しいソロアルバム『モノ(Mono)』がリリースされました。リェーナのソロアルバムは5年ぶり2枚目となります。さっそくその中からタイトルナンバー「モノ(Mono)」のライブ映像をご紹介します。作詞作曲:アレクサンダ…

葉室麟『津軽双花』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 葉室麟氏の紹介 葉室麟『津軽双花』(講談社)を読了して。2005年に『乾山晩愁』でデビュー(当時50歳)、『実朝の首…

リェーナ・カーチナ vs. t.A.T.u.(Elena Katina vs. t.A.T.u.)「時速200キロで逆走」篇

風に当たろうとして ぶらりと通りに出る すべてが不当だと感じる だけどこんなの慣れっこだ 私はこんなの慣れっこなんだ ――リェーナ・カーチナ「Wish on a Star(星に願いを)」

葉室麟『孤篷のひと』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 葉室麟『孤篷のひと』(KADOKAWA)を読了して。安土桃山時代に大名(従五位遠江守・伏見奉行)として、古田織部の一番弟子と…

伊東潤『峠越え』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 伊東潤『峠越え』(講談社)を読了して。徳川家康の有名な遺訓“人生は重き荷を負いて、遠き道を行くが如し。急ぐべからず、…

『三成の不思議なる条々』其の弐

表題の作品につきまして、一天一笑さんから再度紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 はじめに 時代は、関ヶ原合戦終了から30年経過した頃(家康は死去し、本人の願い通りに神様権現さまになった頃)、筆…

加藤廣『空白の桶狭間』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 加藤廣『空白の桶狭間』(新潮社)を読了して。『信長の棺』『秀吉の枷』で設定された秀吉の出自<山の民>に焦点を当て、『…

ケイト・ブッシュがアメリカで売れない5つの理由

ケイト・ブッシュについていろいろと調べているうちに、ちょっと面白い英文記事を見つけたのでご紹介します。二つありまして、一つはリー・ジマーマンという人が2011年7月、ケイト・ブッシュの53歳の誕生日に合わせて発表した「ケイト・ブッシュがアメリカで…

岩井三四二『天命』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 表紙絵について 岩井三四二『天命』(光文社)を読了して。先ずは表紙絵をご覧下さい。戦国時代の戦場です。夥しい数の斃れ…

加藤廣『家康に訊け』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 加藤廣について 加藤廣『家康に訊け』(新潮社)を読了して。75歳で作家デビューを果たし、『信長の棺』『秀吉の枷』『明…

ケイト・ブッシュ(Kate Bush)『魔物語』(Never for Ever)の歌詞和訳

ケイト・ブッシュ『魔物語』(1980年)より「バブーシュカ」「死者たち」「わずかな真実」「ウェディング・リスト」「バイオリン」「少年の口づけ」「夢みる兵士」「呼吸」の歌詞和訳。

ケイト・ブッシュ(Kate Bush)『天使と小悪魔(The Kick Inside)』の歌詞和訳

ケイト・ブッシュ『天使と小悪魔』(1978年)より「嘆きの天使」「サキソホーン・ソング」「奇妙な現象」「風に舞う羽根のように」「少年の瞳を持った男」「嵐が丘」「ジェームズ・アンド・コールド・ガン」「ラムールは貴方のよう」「ローリング・ザ・ボー…

永岡慶之助『数寄の織部』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 はじめに 永岡慶之助『数寄の織部』(PHP文庫)を読了して。この小説は、戦国時代後期に豊臣秀吉・千利休の知遇を得て、武将…

エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)「大鴉(The Raven)」他二篇

ポーの詩のうち、リフレインの使い方に特徴があるもの、特に彼が「フィロソフィ・オブ・コンポジション('Philosophy of Composition ')」という文章の中で提唱したリフレイン論と関係があると思われる作品を以下に三つ、日本語に訳しました。興味を持たれた…

続・服部まゆみ『罪深き緑の夏』

表題の作品について、一天一笑さんよりあらためて紹介文をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 はじめに この本(河出文庫版)は1991年刊の角川文庫版を底本とする『罪深き緑の夏』の復刻版です。1987年『時…

武内涼『駒姫: 三条河原異聞』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 武内涼『駒姫: 三条河原異聞』(新潮社)を読了して。この小説は、山形十九万石の太守最上義光(もがみ・よしあき)と正室大…

小杉健治『最期』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 小杉健治『最期』(集英社文庫)を読了して。小杉健治が裁判員裁判を題材にして、鶴見弁護士の活躍を描く意欲作です(金銭的…

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)『イン・スルー・ジ・アウト・ドア(In Through the Out Door)』の歌詞和訳

レッド・ツェッペリン『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』(1979年)より「イン・ジ・イヴイング」「フール・イン・ザ・レイン」「ホット・ドッグ」「ケラウズランブラ」「オール・マイ・ラヴ」「アイム・ゴナ・クロール」の歌詞和訳。

松岡圭祐『瑕疵借り』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 松岡圭祐『瑕疵借り』講談社を読了して。作家デビュー20年を越えた松岡圭祐が、不動産業界の微妙な問題を浮き彫りにしなが…

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)『プレゼンス(Presence)』の歌詞和訳

レッド・ツェッペリン『プレゼンス』(1976年)より「アキレス最後の戦い」「フォー・ユア・ライフ」「ロイヤル・オルレアン」「俺の罪」「キャンディ・ストア・ロック」「何処へ」「一人でお茶を」の歌詞和訳。

黒川博之『後妻業』

表題の作品につきまして、一天一笑さんから紹介記事をいただきましたので掲載します。一天一笑さん、いつもありがとうございます。 黒川博之『後妻業』(文藝春秋社)を読了してこの作品は、皆様ご存知でしょうが、関西テレビ系で放送中のテレビドラマの原作…