魔性の血

リズミカルで楽しい詩を投稿してまいります。

(日本語訳)エドガー・アラン・ポー「ウィリアム・ウィルソン(William Wilson)」(後編)

エドガー・アラン・ポーの短編小説「ウィリアム・ウィルソン(William Wilson)」の日本語訳(3/3)。

ふたたびBAND-MAIDの「HATE?」の歌詞

これも2023年5月のデトロイト公演から。ウィキメディア・コモンズより。 世にリアクション動画ほどくだらないものはないと、常々思っております。他人様(ひとさま)が作ったミュージックビデオを流して、横で「アア!!」とか「オオ!!」とか言って、ハイ…

松任谷由実の「春よ、来い」

www.youtube.com 今の時代、「うっせー、うっせー、うっせーわー!!」みたいな歌詞が書ける自称「天才」は、おそらく日本中に掃いて捨てるほどいるのでしょうが、上の「春よ、来い」のように格調高い歌詞が書ける人は、もうほとんどいないのでしょうね。口…

(日本語訳)エドガー・アラン・ポー「ウィリアム・ウィルソン(William Wilson)」(中編)

エドガー・アラン・ポーの短編小説「ウィリアム・ウィルソン(William Wilson)」の日本語訳(2/3)。

(日本語訳)エドガー・アラン・ポー「ウィリアム・ウィルソン(William Wilson)」(前編)

エドガー・アラン・ポーの短編小説「ウィリアム・ウィルソン(William Wilson)」の日本語訳(1/3)。

「Netflix版『アッシャー家の崩壊』はポーを讃えることに失敗した」

「The Conversation」というサイト上に発表された「Netflix版『アッシャー家の崩壊』:ポーを讃えることに失敗した脈絡のない言及のごちゃまぜ」という英文記事の全訳。

「Netflix版『アッシャー家の崩壊』にはポーの魂がない」

www.vox.comというサイト上に発表された「Netflix版『アッシャー家の崩壊』はポーの情熱的怪奇を欠く」という英文記事の抄訳。

「アッシャー家の崩壊」の、主として原作をめぐって

Netflix版「アッシャー家の崩壊」に関連して、これの原作についての感想。

マイク・フラナガン監督の『アッシャー家の崩壊』をめぐって(レビューではない)

マイク・フラナガン監督の「アッシャー家の崩壊」の公式予告編に寄せられたコメントについて。

(日本語訳)ボードレール「旅(Le Voyage)」

シャルル・ボードレールの長詩「旅(Le Voyage)」の全訳。

CARAMEL CANDiDの「ヘッドライト花火」

「夜の踏切」。photo-ac.comより。 www.youtube.com 私の死んだ母が時折話してくれたのですが、彼女は若い頃、まだ幼い私と私の妹の手を引いて、ちょうどこのビデオに出てくる少女のように、電車の踏切の前に立ちつくしたことが何度かあったそうです。今でも…

最近観たYouTube動画から(2)

2023年5月のデトロイト公演で、ヴォーカルの厚見彩姫。ウィキメディア・コモンズより。 BAND-MAIDの「Shambles」 東京初期衝動の「兆楽」「黒ギャルのケツは煮卵に似てる」 BAND-MAIDの「Shambles」 先日ご紹介したBAND-MAIDの新曲「Shambles」が、ステージ…

最近観たYouTube動画から

2023年5月、デトロイトのセント・アンドリュース・ホールでのBAND-MAID。ウィキメディア・コモンズより。 「朗報」としてのBAND-MAID CARAMEL CANDiDのことなど 「朗報」としてのBAND-MAID よその国はどうか知らんが、少なくとも今の日本においては、国民の…

(日本語訳)ボードレール「腐肉(Une Charogne)」

ボードレールの抒情詩「腐肉(Une Charogne)」の日本語訳。

(日本語訳)アルフレッド・テニスン「ロータス・イーター(Lotus Eaters)」

アルフレッド・テニスンの抒情詩「ロータス・イーター(Lotus Eaters)」の日本語訳。

涙の名曲「alone」

2023年5月24日、デトロイトのセント・アンドリューズ・ホールにて。公式インスタグラムより。 「このお嬢さんは、ほんとにギターが弾けるんだよ!」――カルロス・サンタナがオリアンティ・パナガリスについて言ったとされる言葉。 www.youtube.com 上はBAND-M…

「わたしの彼は死刑囚」他一篇(一部押韻)

ヨーゼフ・フェイ(Joseph Fay)「死刑囚房にグレートヒェンを訪(たず)ねるファウストとメフィストフェレス」。ウィキメディア・コモンズより。 彼氏が欲しい わたしの彼は死刑囚 彼氏が欲しい A子の彼氏 B子の彼氏 欲しい彼氏はC子の彼氏C子は天使 彼…

(日本語訳)ボードレール「祝祷(Bénédiction)」

19世紀フランスの詩人シャルル・ボードレールの抒情詩「祝祷(Bénédiction)」の日本語訳。

(日本語訳)ボードレール「嘘に恋して(L'Amour du mensonge)」

19世紀フランスの詩人、シャルル・ボードレールの抒情詩「嘘に恋して(L'Amour du mensonge)」の日本語訳。

「売春宿に潜入だ」他一篇(一部押韻)

売春宿に潜入だ 変死体 売春宿に潜入だ 日本の性風俗関連の求人広告。ウィキメディア・コモンズのカテゴリー「日本における売買春(Prostitution in Japan)」の下位カテゴリー「ファッション・ヘルス(Fashion Health)」より。 A子は顔が割れている B子…

「魔女裁判」他一篇(一部押韻)

魔女裁判 内気なむすめ 魔女裁判 マッシモ・スタンツィオーネ「聖カタリナの殉教」。crono.newsより。 病める少女を お金で援助 たった二枚でしたい放題和姦強姦 責め折檻 痴態醜態見たい放題少女よ 君は魔少女だ 君の痴情は異常だからだ 売ればうるおう淫婦…

「ダイヤモンドを抱いた夜」他二篇(一部押韻)

photo-ac.comより。 落とし物 ダイヤモンドを抱いた夜 恋に落ちたら 落とし物 何だこの 落とし物世界に一つだけの歯だあの素晴らしい歯ブラシが 磨きをかけたやばい歯だ 噛むためだけに がむしゃらにだから神にも嚙みついた磨き抜かれて 引っこ抜かれて 虫に…

ルキアノスと「麗しの売春婦」

エドガー・アラン・ポーの短編「群衆の人」の中の一句をめぐるあれこれ。

(抄訳)エドガー・アラン・ポー「タマレーン(Tamerlane)」

エドガー・アラン・ポーの初期詩篇「タマレーン」の抄訳。

(島田謹二訳)ウィリアム・モリス「海辺の庭園」

ウィリアム・モリスの詩「海辺の庭園」の島田謹二による日本語訳の紹介。

BAND-MAIDの『Unleash』

画像生成AIのStable Diffusionによって「生成」された小鳩ミク。Kindly_Fox_4257さんがredditに投稿した画像から拝借しました。お許しを。 「世界征服」はハッタリか? デジタルの世界は偽物の世界 BAND-MAID入門に最適なEP『Unleash』 「世界征服」はハッタ…

悲劇役者としての遠乃歌波

昨年(2022年)のAFTERSHOCK FESTIVALにおける勇姿。アメリカのファンの方がredditに投稿した画像を拝借しました。お許しを。 「from now on」の悲劇性 The Warningの「Evolve」 涙の「証拠映像」 「from now on」の悲劇性 BAND-MAIDの謎の一つは、ファンの…

(抄訳)エドガー・アラン・ポー「アル・アーラーフ(Al Aaraaf)」

エドガー・アラン・ポーの初期詩篇「アル・アーラーフ(Al Aaraaf)」の抄訳。

BAND-MAIDの「I'll」(続き)

BAND-MAIDの最新映像作品の外箱のデザイン。蝶結び(花結び)ののし紙風で、「日本産」をアピールする狙いがあると見られる。なお二枚組ブルーレイに付属の100ページにおよぶフォトブックは、すべて昨年のUSツアー中のスナップショット(ステージ&オフステ…

BAND-MAIDの「I'll」

2023年4月21日の神戸公演。公式インスタグラムより。 またしても「from now on」 「I'll」の歌詞 またしても「from now on」 先日、BAND-MAIDのギタリストが、バンドの解散もしくはバンドからの脱退を示唆するツイートを投稿したということで、ネット掲示板…